炭素繊維・CFRPの特徴と使用用途

  1. 軽い…比重は鉄の約1/4
  2. 強い…比強度は鉄の約10倍(比弾性率は鉄の約7倍)
  3. 疲労強度の保持率は鉄の2倍
  4. 熱膨張係数が極めて小さい
  5. 電気伝導性が良い
  6. 電磁波遮断特性が優れている
  7. X線透過性が優れている
  8. 錆びない(耐食性)など

炭素繊維は、アルミより軽く、鉄より強く、チタンより弾性率が高いという優れた性能を持っています

この性能を活用し、昔からレーシングカーやゴルフクラブ、釣竿などに使用されてきました。

近年は、CFRP材の値段が下がってきたこともあり、風車などのエネルギー関連・ロボット・産業用ロール・CT装置のベッドなどの一般産業機械、そして自動車でも使用されるようにまでなってきました。

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炭素繊維・CFRPの被削性とコストについて

ただ、加工だけで言えば、セラミックスの次に加工がしにくいという程、被削性が悪いという特徴もあります。

そして、値段が下がったと言っても材料だけで鉄と比べると10倍程度する物もあり、刃物でも通常の超硬と比べても5倍から10倍もするのが一般的です。

つまり、性能は非常に良いが、それにかかる費用も鉄とは比べ物にならない材料ということです。