こちらも大手自動車メーカー様へCFRPで製作したヒンジ取付冶具となります。
こちらもライン上で使用するということで、軽量化が一番の課題となりました。
骨格はCFRP角パイプを使用し、精度が必要な箇所はアルミ板を接着後、機械を行い精度を出します。
CFRPの機械加工は細心の注意を払わないと剥離やデラミといった現象が起きてしまい、精度がでないことがあります。
また、CFRPの角パイプを使用すると、非常に軽くはなりますが、その分加工時の剛性がなくなってしまいます。
軽いだけではなく、冶具をして機能させるために、どうすれば加工精度が出るかを考えながらの加工となりました。
CFRPを使用することで、全長が800㎜程度ある冶具が2キロ台で製作することができました。