サワテツが提案するCFRPブロック
CFRPブロックの特徴
一般的にCFRPと呼ばれる物は非常に優れた特性を持ちますが、
- 高強度だけど非常に高価である
- 型成形で行える形状に限定される
などの問題もあります。
◇◇◇
実際にご相談頂く中にも、
- そこまでの強度はいらないから安く採用したい
- 三次元形状をCFRPでできないか?
などのご要望も多数あります。
◇◇◇
そこで、サワテツではCFRPよりも大幅に安く、3D形状の加工まで行えるCFRPブロックをご提案します。
CFRPブロックの物性
CFRPブロックはアルミの半分以下の重さです。
そして、アルミ、鉄と同等程度の強度を有した材料です。
その上で、一般的なCFRPと比べて約1/6に価格になります。
また、型費などもいらないため、実際には1/6以上の価格メリットがあります。
素材 | 曲げ強度(MPa) | 密度(kg/㎥) | 引張強度(MPa) | 価格 |
ナイロン6 | 120 | 1130 | 85 | - |
熱可塑性ブロック | 295 | 1220 | 195 | 9.284 |
アルミ | 195 | 2800 | 160 | 1.435 |
鉄 | 300 | 7900 | 400 | 1 |
CFRP | 1200 | 1800 | 2600 | 56 |
CFRPブロックの特性
PA6(ナイロン6)の樹脂物性を有しているため、
耐熱性(200度)
遅燃性
などがあります。
CFRPとCFRPブロックの違い
CFRPブロックとは樹脂(PA6)+CFRP(短繊維)のことです。
長繊維に比べて、0.2~0.3㎜の短い繊維をランダムに樹脂に含有しています。(短繊維)
短繊維を樹脂に混ぜることで、樹脂を炭素繊維で強化した物になります。
製造方法の違いから、CFRP(長繊維)を生産する際の費用とは比べ物にならないぐらい安くなります。
また、ブロック材なので、鉄と同じような感覚で形を作っていくことが可能なので、鉄で加工可能な3D形状は加工することが可能です。
一般的なCFRP | サワテツが提案するCFRPブロック |
材料コストが高い 炭素繊維含有量率が高く、樹脂材料代が高価 | 材料コストが低い 炭素繊維含有量が低く、樹脂材料代が安価 |
加工費が高い ・特殊工具が必要 ・剥離、デラミが起きやすく、加工ノウハウが必要 ・三次元形状、タップ加工が困難 | 加工費が低い ・サワテツ独自の工具で加工 ・剥離、デラミが無く、切削性が良い ・三次元形状、タップ加工が可能 |
納期が遅い 材料の機能設計、金型設計製作、成形、トリムなどの工程があり、時間がかかる。 | 納期が早い 独自の材料調達ルートと加工ノウハウ、実績があり、短納期対応が可能。 |
CFRPブロックの実績
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